概 要

水力発電所は、事故等で緊急停止した場合、入口弁で水を遮断し、導水路内の水は水槽で余水路に放流されます、このため余水吐口には、突然、放流水が流れ出し、付近に人が居ると、水難事故が発生する恐れがあります、余水吐口付近が危険であることを周知する広報と、放流時に警報を行うためのシステムです。
紹介するシステムの規模は、水槽水位情報、発電停止情報を含めた、警報制御局が 1 ヶ所、下流警報局が 3ヶ所となります。
運用の形態は、平常時には設定時刻に自動で警告放送(音声合成)を行い、水槽水位情報、発電停止情報でサイレン擬字音(音声合成)による警報吹鳴を行います、又、警報制御局の手動操作により、任意に警告放送、警報吹鳴、マイク放送を行うことができます。

特 長

1.警報音のレベルチェックは、設定時刻に自動で検定を行います。
2.警報吹鳴、警告放送、設定変更の履歴は、警報制御局に記録、保存されます。

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