概 要

中小規模の水力発電所を対象とした、映像情報の集中監視システムです。
必要に応じて増設されていますが、システムの規模は監視局設備が 6 個所、また、発電所内部(発電機室、配電盤室)、発電所外部、取水口、水路設備等に設置されている端末局が約 100 セットとなります。
運用の形態は、設備の異常故障やセキュリティ情報の発生、または気象変化によって取水設備の映像確認が必要な時、各監視局から端末局にアクセスして映像監視を行います。
監視局からは、照明灯の点滅、カメラの操作、レンズのズーム操作等の遠隔操作が可能です。

特 長

1.情報伝送路は、一般加入回線を使用しているので保安電話と共用でき、新たな設備投資が不要の上、回線使用料も安価です、又、映像監視には充分な伝送速度を得ることができます。
2.ウェブカメラ、操作卓等のハードウェアは、一部を除き汎用製品による構成のため信頼性、コストパフォーマンス、保守性等に優れています。
3.ソフトウェアは、市販のパッケージソフトを使用し、必要な追加機能のみ開発をして併用しています。
4.伝送路に一般加入回線を使用しているため、他の局が接続していると、必要な監視局からアクセスできない事が予想されます、端末局にはアクセスを受け付ける電話番号を予め登録して、アクセスの確実性とセキュリティを確保しています。

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